買ったばかりの電子レンジが温まらない?故障と騒ぐ前に見るべきポイント

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買ったばかりの電子レンジが温まらない?故障と騒ぐ前に見るべきポイント

新しく買ったばかりの電子レンジが温まらないと、本当に焦りますよね。

「まさか初期不良?」と不安になるかもしれません。

でも、すぐに故障と決めつけるのは、少し早いかもしれません。

もしかしたら、電子レンジで使える容器や皿を間違えているだけかもしれませんし、ターンテーブルがうまく回らないのが原因かもしれません。

また、引越しやネット通販での購入なら、地域の周波数の違い、いわゆるヘルツフリーの問題も考えられます。

最近はヘルツフリー対応の機種が増えていますが、安価な単機能モデルでは専用機も一部残っています。

もちろん、単純な操作ミスや電源の問題ということもあります。

この記事では、そういったご自身で簡単に確認できる自己診断の方法から、本当に初期不良だった場合の対応プロセスまで、順を追って解説していきます。

「ブーン」や「ジリジリ」といった異音がする場合の注意点、初期不良の期間はいつまでなのか、故障の連絡はどこにすべきか、そして交換のために箱を捨てるとまずいのか、といった具体的な疑問にもお答えします。

この記事でわかること
  • 自分でできる5つのチェックリスト
  • ヘルツ(周波数)が違う時の症状
  • 初期不良が疑われる時の危険なサイン
  • 新品交換と修理の分かれ道と対応手順

オーブンレンジにも、18L、23L、26L、30Lなどの種類があります。お菓子作りをストレスなく楽しむには、こちらの日立の30Lモデルがおすすめです。

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目次

買ったばかりの電子レンジが温まらない時の原因

「温まらない!」と気づいたら、まずは慌てずにセルフチェックから始めましょう。

交換や修理の連絡を入れる前に、ご自身で解決できる「うっかりミス」や「勘違い」が隠れていないか、確認することが大切です。

意外と簡単なことで解決するケースも多いんですよ。

  • もしかしてNG?電子レンジで使える容器と皿
  • ターンテーブルが回らないと温まらない?
  • 電源や操作モードの単純なミス
  • ヘルツフリーとは?周波数の確認方法
  • 地域違いのヘルツ(Hz)で使用した症状

もしかしてNG?電子レンジで使える容器と皿

買ったばかりの電子レンジが温まらない原因として、実は最も多いのが「使っている容器」の問題です。

電子レンジはマイクロ波を使って食品の水分を振動させて加熱します。

容器の材質によっては、このマイクロ波を反射してしまったり、危険な状態を引き起こしたりします。

NG例:金属製・金属装飾のある容器

ステンレスボウルやアルミホイル、金網のザルなどはマイクロ波を反射してしまいます。

その結果、マイクロ波が反射して食品が十分に温まらない、または全く温まらないことがあります。

それだけでなく、反射したマイクロ波が庫内で集中して火花(スパーク)を発生させる可能性があり、非常に危険です。

お皿の縁にある「金や銀の模様(金彩・銀彩)」も金属ですので、絶対に使用しないでください。

NG例:耐熱性でない容器

プラスチックやガラスの容器でも、使用には注意が必要です。

特に長時間加熱や油を含む食品を温める際は、耐熱温度が140℃以上の容器を使用すると安全です。

耐熱性ではないガラス(クリスタルガラス、強化ガラスなど)は、加熱によって溶けたり、割れたりする恐れがあります。

自己診断テスト

一番確実な診断方法は、「陶器製のマグカップ」や「耐熱ガラス製のコップ」に水を入れ、それを温めてみることです。

これで水がちゃんと温まれば、電子レンジ本体の機能は正常です。

原因は、前に使おうとしていた容器にあったと断定できますね。

ターンテーブルが回らないと温まらない?

お使いの電子レンジがターンテーブル(回転皿)式の場合、これもチェックポイントです。

最近は中~上位機種を中心にフラット庫内(ターンテーブルなし)が主流になりつつありますが、低価格帯ではターンテーブル式もまだ多く販売されています。

電子レンジの庫内は、マイクロ波が強く当たる場所(ホットスポット)と、弱く当たる場所(コールドスポット)にムラができてしまいます。

ターンテーブルは、食品を回転させることで、このムラをなくし均一に温めるための重要な部品です。

もし、庫内の大きさに比べてお皿や容器が大きすぎると、壁にぶつかって回転が止まってしまうときがあります。

そして、食品がたまたま「コールドスポット」で停止した場合、その部分の加熱が極端に弱くなり、温まりムラが生じます。

これも「故障で温まらない」と誤解しやすい原因の一つですね。

対策としては、まずは小さな容器で試してみるか、回転皿が正しくセットされているかを確認してみてください。

電源や操作モードの単純なミス

「まさか」と思うような、基本的な操作ミスも意外と見落としがちです。

電源の確認

電子レンジは消費電力が非常に大きい家電です。

もし、古い延長コードや「タコ足配線」で他の家電と電源を共有していると、電圧降下が起き、結果として加熱が弱くなる場合があるかもしれません。

一度、他のプラグをすべて抜き、電子レンジのプラグを壁のコンセントに直接接続して試してみてください。

操作モードの確認

最近の多機能な電子レンジ(オーブンレンジ)は、モードがたくさんあります。

「レンジ(あたため)」モードを選んだつもりが、無意識に「オーブン」「グリル」あるいは「解凍」モード(出力を抑えて加熱するモード)を選択していませんか?

もう一度、操作パネルをよく見て、「あたため」モード(500Wや600Wなど)になっているか確認しましょう。

また、電子レンジは、安全のためにドアが完全に閉まっていないと動作しないようになっています。

ほとんどの機種では、ドアが閉まっていないとマイクロ波は出ない仕組みです。

見た目では閉まっているように見えても、念のため、もう一度ドアをカチッと音がするまで強く閉め直してみてください。

ヘルツフリーとは?周波数の確認方法

「買ったばかり」のタイミング、特に「引越し直後」や「インターネット通販での購入」の場合に注意したいのが、この「ヘルツ(Hz)」の問題です。

日本の家庭用電力は、静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境にして、東日本が50Hz(ヘルツ)、西日本が60Hzと、周波数が異なります。

そして、電子レンジには以下の3種類が存在します。

  • 50Hz専用(東日本専用モデル)
  • 60Hz専用(西日本専用モデル)
  • ヘルツフリー(50/60Hz共用)

「ヘルツフリー」とは、インバーターなどを搭載することで、日本全国どちらの周波数でも使用可能なモデルのことです。

最近の製品の多くはこのタイプですが、安価な単機能モデルでは専用機も一部残っています。

自分の地域の周波数は?

もしご自身の地域が50Hzか60Hzか不明な場合は、契約している電力会社(東京電力、関西電力など)の公式サイトで簡単に確認できます。

地域違いのヘルツ(Hz)で使用した症状

では、もし「50Hz専用」の電子レンジを60Hzの地域(またはその逆)で使ってしまったら、どうなるのでしょうか。

ヘルツ専用モデルは、その周波数を前提にモーター(ターンテーブルやファン)や変圧器(加熱の心臓部)が設計されています。

周波数が違うと、正常に動作しません

周波数がミスマッチな状態で使用すると、部品が設計通りの性能を発揮できません。

結果として、「全く温まらない」「加熱が極端に弱い」といった症状が直接的に発生します。

それだけではなく、誤使用によりヒューズが切れたり、内部が異常加熱する恐れがあります。

安全のため、すぐに使用を中止してください。

まずは、電子レンジ本体の背面や側面に貼られている「仕様ラベル」を見てください。

そこに「50Hz専用」「60Hz専用」または「50/60Hz(ヘルツフリー)」の記載が必ずあります。

もし、この記載とお住まいの地域の周波数が一致していなかった場合、それは「初期不良」ではなく「製品の不適合」です。

その製品はその地域では使用できないため、直ちに購入した販売店に返品・交換(適合するモデルへ)を相談してください。

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「電子レンジ 温まらない 買ったばかり」の対処法

さて、ここまでの自己診断(容器、回転、電源、ヘルツ)をすべてクリアしても、まだ温まらない場合。

いよいよ「初期不良」である可能性が濃厚になってきます。

ここからは、故障が確定した場合に取るべき「具体的な行動」について解説します。

特に「新品交換」を目指す場合は、スピードと準備が非常に重要になります。

  • 温まらない時に異音がしたら要注意
  • 初期不良の期間はいつまで?
  • 故障の連絡はどこに?販売店かメーカーか
  • メーカー認定と交換・修理の流れ
  • 初期不良で箱を捨てると交換不可?
  • 温まらないときのチェックリストとやるべきこと
  • まとめ:買ったばかりの電子レンジが温まらない?

温まらない時に異音がしたら要注意

「温まらない」という症状に加えて、いつもと違う「異音」がする場合は、特に注意が必要です。

それは故障箇所を示す重要なサインかもしれません。

「ブーン」という通常より大きな動作音  

電子レンジは、加熱部品(マグネトロン)を冷やすために常にファンが回っています。

もしこの冷却ファンが故障していると、加熱開始直後に部品が異常高温になり、安全装置が作動して加熱を強制停止します。

ライトは点き、皿は回るのに、加熱だけが止まる(=温まらない)という症状になります。

「ジリジリ」「ジー」という放電のような音  

この音はさらに深刻です。

マイクロ波を発生させる「マグネトロン」という、電子レンジの心臓部自体が不具合を起こしている可能性があります。

異音がしたら直ちに使用中止!

買ったばかりの製品でこれらの異音が発生する場合、重度の初期不良である可能性が高いです。

特に「ジリジリ」音は火花や発火につながる危険性があります。

安全のため、直ちに電源プラグを抜き、使用を中止してください。

初期不良の期間はいつまで?

不具合がほぼ確実になった時、ユーザーにとって最も重要なのが、販売店が定める「初期不良対応期間」です。

これは、購入後の対応が「新品(良品)と交換」になるか、「修理」になるかを分ける、決定的な期限です。

  • 新品交換(期間内)
    販売店の規定期間内(例:商品到着後8日以内、30日以内など)であれば、不具合品を新品と交換してもらえる可能性が高いです。
  • 保証修理(期間後)
    この期間を1日でも過ぎると、「初期不良」ではなく「保証期間内の故障」として扱われます。この場合、対応は「新品交換」ではなく「修理」となり、数週間待って修理された同じ製品が戻ってくることになります。

この期間は法律で決まっておらず、販売店(小売店)が独自に設定していることが多いです。

不具合を認識した時点で、直ちに購入した販売店の保証規定(レシートの裏やWebサイト)を確認してください。

これはメーカー保証の開始日とは異なる場合があるので注意が必要です。

家電製品購入の際には、レシート、保証書などを必ず保管しておきましょう

故障の連絡はどこに?販売店かメーカーか

では、いざ連絡するとして、どこに連絡すべきでしょうか?

店舗で購入した場合には、購入した店舗に連絡するのが基本です。

その際には、どのような状態になってるのかを詳しく説明するのが必要になります。

状況にもよりますが、あなたの家まで交換しに来てくれたり、返金してくれたりしますので、まずは購入店舗に連絡します。

問題なのが、大手家電量販店のオンラインショップなどの通販で購入した場合です。

コジマ電気やヨドバシなどの通販ショップでは、「メーカー認定」「メーカー初期不良判断」が必要だとされています。

メーカー認定と交換・修理の流れ

コジマネットのHPでは、次のように書かれています。

「お客様ご都合による返品」ならびに「返品・交換が出来ないケース」を除いては、 メーカーの初期不良判断が必要です。お客様よりメーカーへ問い合わせいただき、販売店にて返品(交換)を案内された場合は弊社で対応いたします。

つまり、「先にメーカーに連絡し、その製品が初期不良であるという『認定』を得る」ことが必要になります。

そして、メーカー認定を受けたときには、次の項目をしっかりと確認してから、コジマネットに連絡してくださいということです。

  • 症状
  • メーカーへのご相談日
  • メーカー受付担当名

すべて確認取れれば、新しい商品の配達と同時に、不良品を引き上げてくれると書かれています。

※ただし、Apple製品やDELL製品、任天堂製品など一部の製品は、販売店が一切介入せず、利用者が直接メーカーとすべてのやり取りを行うよう定められている場合もあります

実店舗で購入する際には、購入店舗に連絡すれば良いので問題ありません。

ですが、通販の場合は色々と条件があるので、事前に確かめてから購入することをおすすめします。

初期不良で箱を捨てると交換不可?

これも重要なポイントです。

製品が入っていた「元箱(外箱)」や付属品は、できれば保管しておいたほうが無難です。

メーカー修理の場合は、メーカーへ送ることが必要になってきますので、箱が必要になります。

初期不良の場合も、文句を言われても困ってしまうので、ある程度問題なく使えるようになるまでは、取っておいたほうが良いと思われます。

温まらないときのチェックリストとやるべきこと

「買ったばかりの電子レンジが温まらない」という状況に直面した時の行動をまとめます。

まずは焦らず、始めに紹介した「自己診断チェックリスト」を試してみてください。

  1. 【容器】金属や金縁の皿を使っていないか?(→マグカップの水で試す)
  2. 【回転】ターンテーブルが壁に引っかかっていないか?(→小さな容器で試す)
  3. 【電源】タコ足配線になっていないか?(→壁のコンセントに挿す)
  4. 【モード】「解凍」や「オーブン」モードになっていないか?
  5. 【周波数】製品の「Hz」と地域の「Hz」は合っているか?(→本体ラベル確認)

これら全てを確認しても温まらない場合は、「初期不良」を疑い、迅速に行動を開始します。

初期不良が濃厚な場合の行動計画

  1. 安全確保:「ジリジリ」などの異音がしたら、直ちにプラグを抜く。
  2. 期間確認:販売店のWebサイトやレシートで「初期不良対応期間」を確認する。
  3. 物品確保:「元箱」「付属品」「保証書」など全てを揃える。
  4. 購入店舗に連絡:まず購入店舗に電話し、状態を説明する
  5. 通販の場合:メーカーサポートへ連絡し、「初期不良の認定」と「担当者名」を得る。

新しい家電の不具合は残念ですが、手順を正しく踏めば、しっかり対応してもらえます。

この記事が、そのプロセスの一助となれば幸いです。

なお、具体的な対応プロセスや保証期間は、購入した販売店やメーカーによって異なります。

実際の対応にあたっては、必ずお手元の保証書や公式サイトの情報を確認し、各サポート窓口の指示に従ってください。

まとめ:買ったばかりの電子レンジが温まらない?

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 買ったばかりで温まらない原因は「操作ミス」「周波数」「初期不良」の3つ
  • 金属や金銀彩の容器はマイクロ波を反射し、火花が散るため使用不可
  • 正常か試すには、陶器のマグカップに水を入れて温めてみる
  • 油を含む食品は140℃以上になるため、対応容器を使うと安全
  • ターンテーブル式は、容器が壁に当たり回転が止まると加熱ムラが生じる
  • タコ足配線は電圧降下で加熱が弱まる場合がある
  • ドアが完全に閉まらないと安全装置が働き、マイクロ波は出ない
  • 東日本は50Hz、西日本は60Hzで電力周波数が異なる
  • 安価な単機能レンジには今もヘルツ専用機が一部存在する
  • 周波数が違うと正常に動作せず、ヒューズが飛んだり異常加熱の恐れがある
  • 「ジリジリ」音は心臓部(マグネトロン)の故障サインで危険
  • 「ブーン」という異音は冷却ファンの故障の可能性
  • 初期不良の対応期間は販売店が独自に設定しており、法律の定めはない
  • 期間を過ぎると新品交換ではなく「修理」扱いになる
  • まずメーカーに連絡し「初期不良認定」をもらうと交換がスムーズ
  • 新品交換には元箱や付属品が推奨されるため、捨てずに保管する
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安全に関するお願い

電子レンジを使用する際は、必ず取扱説明書をよく読み、記載された内容に従って安全にお使いください。指定外の材料や分量での使用は、故障や思わぬ事故の原因となる可能性があります。ご不明な点は、各メーカーのサポートセンターにお問い合わせください。(参照:国民生活センター

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この記事を書いた人

20年以上の家電量販店での経験を持つプロが、あなたの家電選びをサポート!
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