「トースターは何が良い?」
「象印とタイガーのどっち?」
「後悔しないのはどっち?」
オーブントースターを買おうとして悩んでる方に、象印とタイガーのトースターを徹底比較し、それぞれの仕様やメリット・デメリット、ユーザーからの口コミまで詳しく解説します。
象印のトースターの最上位機種は2枚焼き対応モデルで、トースト特化型です。
一方、タイガーのトースターは多機能で、広い庫内とコンベクション機能が特長です。シンプルなボタンで操作性も申し分ないです。
それぞれにメリットがあり、デメリットがあるので、なかなか決められないのではないでしょうか。
そこで、各メーカーのラインナップや満足度ランキング、日本製のおすすめオーブントースター、買ってよかったオーブントースター、パンが美味しく焼けるトースター、さらには買ってはいけないトースターなどを紹介します。しない選び方を紹介します。
さらに、バルミューダやアラジン トースターとの違いも紹介して、後悔しないために、あなたにぴったりの1台を見つけるためのヒントをお伝えします。
- 象印とタイガーのトースターの仕様や機能の違い
- 各メーカーのメリットとデメリットの具体的な内容
- ユーザーの口コミから見えるリアルな満足度
- 自分の食生活や用途に合った最適な選び方
象印とタイガーのトースターはどっちが正解?
- 象印とタイガーの仕様を比較
- 口コミでわかるユーザー満足度
- こんがり倶楽部EQ-FA22のメリットと魅力
- こんがり倶楽部EQ-FA22のデメリットを解説
- やきたてKAV-A130のメリットとは?
- やきたてKAV-A130のデメリット比較
象印とタイガーの仕様を比較
まず、象印とタイガーのトースターの仕様を比較します。
象印 | タイガー | |
---|---|---|
モデル | こんがり倶楽部 EQ-FA22 | やきたて KAV-A130 |
価格 | 19,800円 | 29,800円 |
ヒーター | 上部:遠赤外線 下部:石英管 | 上部:遠赤1本 下部:石英管2本 |
消費電力 | 1000W | 1300W ファン:12W |
外形寸法(cm) | 33.5×30×26.5 | 37.7×38.5×24.5 |
庫内寸法(cm) | 27×23×10.5 | 32.5×26×10 |
重さ | 4.3kg | 5.1kg |
タイマー | 30分 | 30分 |
トースト数 | 2枚 | 4枚 |
コード長 | 1.2m | 1.2m |
温度範囲 | 80~250℃ | 80~250℃ |
生産国 | 中国 | 中国 |
機能 | マイコン自動メニュー 扉が取り外し可能 トーストに特化 STAN.シリーズ | コンベクション オートメニュー ワイド&ビッグ庫内 焼き色調節 |
発売日 | 2022.9 | 2024.9 |
公式サイト | 象印 | タイガー |
オーブントースターは、グラタンやケーキ、肉料理などのオーブンと、パンを焼くトースターの機能を合体させたものです。
モデルによって、オーブンよりの機能が充実していたり、トースト寄りの機能が充実している違いがあります。
その点で言うと、象印のSTAN.シリーズEQ-FA22は思いっきりトースト寄りで、9つあるマイコン自動メニューも8つがパンのコースです。
一方、タイガーのやきたてKAV-A130は、どちらかというとトースト寄りという設計がされています。
どちらかを選ぶのかは、あなたがどんな朝食や夕食を食べたいのか、それ次第です。
まずは、あなたが望まれる食生活のスタイルを考えてみることをおすすめします。
口コミでわかるユーザー満足度
どのような人気モデルでも、実際の使い心地はユーザーの声から知るのが確かです。
口コミが分かる場所としては、楽天市場、価格.com、アマゾンなどがあります。
それぞれに、良い口コミと悪い口コミがありましたので、まとめてみました。
象印こんがり倶楽部 EQ-FA22の口コミ
まずは、象印こんがり倶楽部EQ-FA22の悪い口コミを紹介します。
- 液晶パネルのメニューが数字のみで表示される
- 何をするにも時間がかかる
- トーストとフライ温め以外は、手動で温度と時間を合わせないといけない
- オーブン料理はグラタン、ピザ、焼きいもなどメジャーなものしかできない
- トースターとして買えば大満足
次に、象印こんがり倶楽部EQ-FA22の良い口コミを紹介します。
- 何も塗らなくてもトーストだけで美味しい
- 冷凍のパンも美味しく焼ける
- コンパクトで掃除しやすい
- 扉が外せて外で洗える
- 9つあるメニューがとても便利
- デザインがおしゃれ
- グラタンもなんなく使える
タイガー やきたて KAV-A130の口コミ
タイガーやきたてKAV-A130の悪い口コミを紹介します。
- オートモードの使いこなしが必要
- マニュアルのほうが良く焼ける
次に、タイガーやきたてKAV-A130の良い口コミを紹介します。
- トーストの焼き上がりが美味しい
- コンベクション機能が抜群
- ボタンの使い勝手が良い
- フライの温めは、ほぼ揚げたてを再現できる
- シンプルに使いやすい
- 内部が広くて使いやすい
どちらも基本性能がしっかりしているため、満足度が高く、良い口コミのほうがとても多かったです。
あなたがどちらを購入されても、大きな不満は出にくい製品と言えます。
こんがり倶楽部EQ-FA22のメリットと魅力
象印こんがり倶楽部EQ-FA22のメリットは、トーストに特化してる部分です。
象印独自のマイコン自動コースで、美味しいトーストにするための温度と時間を管理し、トーストを焼き上げます。
普通の食パンのトーストの仕方は、次のとおりです。
- パンを網に乗せて扉を閉める
- 選択ツマミを回してコースを選ぶ
- 選択ツマミを押して決定
- 選択ツマミを回して枚数を選ぶ
- 選択ツマミを押して決定
- 選択ツマミを回して焼色を選ぶ
- 選択ツマミを押して決定
- 選択ツマミを押すと、スタート
選択ツマミが「決定/スタート」にもなってるので、コースと枚数、焼色を選ぶだけで、お好みのトーストを焼けます。
コースは、自動の9コースと手動の1コースがあります。
- サクふわトースト
- トースト
- 冷凍サクふわトースト
- 冷凍トースト
- ロールパンあたため
- クロワッサンあたため
- 冷凍クロワッサン生地焼き上げ
- 手作りパン
- フライあたため
- 手動
それぞれのコースで、緻密に温度をコントロールして調理するので、スタートボタンを押すだけで、美味しいパンを食べれます。
液晶パネルには、番号しかでてきませんが、天面の上にメニューシールが貼ってあるので安心です。

もちろん、パン以外の料理も作れます。
手動で温度と時間を合わせますが、主なメニューの温度と時間も、天板の上のメニューシールや取扱説明書に一緒に載っています。
温度は、80℃から250℃まで10℃刻みの細かな設定ができるので、料理ごとに変えられます。
さらに、こんがり倶楽部EQ-FA22は、焼き網をはずしてつまみをスライドさせるだけで、簡単に扉をはずせます。
扉を丸洗いできますし、庫内の壁や隙間などをさっとお手入れできるのが楽ちんです。
こんがり倶楽部EQ-FA22のデメリットを解説
しかし、象印こんがり倶楽部EQ-FA22にも注意点はあります。
9つのマイコン自動メニューの中で、8つがパンに関するメニューだということからわかるように、美味しいトーストを食べるためのオーブントースターです。
なので、トーストを作るよりも、グラタンやケーキ、肉料理などのオーブン料理をメインに考えてる方には、不向きだと言えます。
オーブンレンジはあるけれども、もっと美味しいトーストを食べたいとか、トースターが壊れてしまったので買い替えたいという方におすすめの製品です。
やきたてKAV-A130のメリットとは?
タイガーのやきたてKAV-A130のメリットは、「シンプルな操作性」です。
余計な機能が少なく、トースターが初めての人でも扱いやすい点は大きな魅力です。
さらに、広い庫内と熱風コンベクションで、様々な料理を簡単調理できます。
トーストを焼く手順は次のとおりです。
- パンを入れて扉を閉める
- 電源を入れて焼色つまみを合わせる
- オートメニューの「トースト」キーを押す
- 「トースト」キーを押して焼く枚数に合わせる
- スタートを押す
これだけでトーストを焼けてしまいますので、とても楽です。
オートメニューには、6つの種類があります。
- トースト
- フライあたため
- クロワッサン
- そうざいパン
- もち
- こんがり上火
それぞれのメニューで、焼色を選べば調理時間が自動で設定されますので、簡単に美味しい料理が作れます。
オートメニューを使わずに手動でスタートさせたいときには、今までのトースターと同じ様に、温度とタイマーを合わせてスタートボタンを押すだけです。
熱風コンベクションが働きますので、クッキーやホイル焼き、焼きいも、グラタンなど、幅広い調理が可能です。
こんがり倶楽部との大きな違いは、熱風をファンで庫内拡散するコンベクションです。
コンベクションがあると、庫内の温度が均一になり、焼きムラや一部だけ焦げてしまうことが少なくなります。
このコンベクションのおかげで、料理の味がワンランクアップされます。
やきたてKAV-A130のデメリット比較
タイガーやきたてKAV-A130に関するデメリットは、あまりありません。
強いて言えば、食パン4枚焼きのため、サイズが大きいということです。
やきたてKAV-A130のサイズは、幅37.7cm、奥行き38.5cm、高さ24.5cmです。
2枚焼きのこんがり倶楽部に比べると、幅で約4cm、奥行きで8.5cm大きいです。
さらに、加熱時は外側も熱くなるので、側面と背面に4.5cm以上、天面に10cm以上の空間が必要でだと決められています。
その空間をプラスすると、幅で約50cm、奥行きで約45cm、高さで約35cmのスペースが必要になります。
購入する際には、そのスペースがキッチンのどこに取れるのかをしっかりと確認しておくのをおすすめします。
象印とタイガーのトースターはどっち?選び方のコツ
- どっちにするか選ぶ時の基準~満足度が高いのはどっち?
- 象印オーブントースターのモデル
- タイガーのオーブントースターラインナップ
- バルミューダ・アラジンとどう違う?
- おすすめは日本製オーブントースター?
- 買ってよかったオーブントースターの特徴
- パンが美味しく焼けるトースターランキング
- 買ってはいけないトースターとは?
どっちにするか選ぶ時の基準~満足度が高いのはどっち?
象印こんがり倶楽部EQ-FA22にするか、タイガーやきたてKAV-A130にするか、どちらを選ぶのか決めるには、あなたの食生活のスタイル次第です。
どちらのオーブントースターも、遠赤外線ヒーターとマイコン自動制御を使って、美味しいトースターを焼けます。
どちらかがおいしくて、どちらかがあまり美味しくないということはないです。
なので、朝食や食事の準備に対して、あなたがどういうスタンスなのかをはっきりさせて、それに合わせられる方を選べば良いんです。
もっと簡単にすると、次の様になります。
- 象印こんがり倶楽部:トーストに特化
- タイガーやきたて:オーブンも使いたい
トーストやパンのあたためぐらいにしか使わなければ、象印のこんがり倶楽部がおすすめです。
ピザやグラタン、焼きいもなども日頃から料理されてるのでしたら、タイガーのやきたてがおすすめです。
ただ、ここまで説明してきた象印とタイガーのモデルは、最上位モデルです。
象印にもタイガーにもラインナップがあり、いろいろなモデルがあります。
象印オーブントースターのモデル
象印のオーブントースターのモデルは、次のラインナップです。
食パン4枚焼きの上位機種は、ET-GP30です。
マイコン自動コースがついており、「サクふわ」を実感できる「サクふわトーストコース」もありますので、おすすめです。
タイガーのオーブントースターラインナップ
タイガーのオーブントースターやきたてシリーズのモデルは、次のラインナップです。
- KAV-A130 パン4枚、コンベクション
- KAV-B130 パン3枚、トリプル遠赤ヒーター
- KAM-S132 パン3枚、トリプルヒーター
- KAM-R132 パン3枚、火力5段切り替え
- KAK-G102 パン2枚、火力5段切り替え
- KAK-H102 パン2枚、コンパクト
(引用元:タイガー公式サイト)
やきたてシリーズとは別に、トーストに特化しつつも、低価格の「うまパントースターKAE-G13N」とい限定販売商品もあります。
うまパントースターはトリプルヒーターを採用しています。
約80℃~250℃のお無段階温度調整と、30分のロングタイマーだけのシンプル構造で、美味しいトーストを焼けるように設計されています。
バルミューダ・アラジンとどう違う?
ここで、よく比較されるバルミューダやアラジンと、象印・タイガーの違いについて触れておきましょう。
バルミューダはデザイン性とスチームテクノロジーに優れています。
スチームテクノロジーとは、水を蒸発させた100℃以上の過熱水蒸気によってパンを焼く方法です。
なので、バルミューダは水分を使ってパンを焼くオーブントースターだと言えます。
一方、アラジンは0.2秒で発熱する遠赤グラファイトが特徴です。
加熱が非常に速く、素早く表面を焼いて、パンの中の水分を閉じ込めつつ焼き上げるので、美味しいトーストができます。
それぞれの価格は、2万円前後と高価格ですが、それぞれのテクノロジーが詰まった特色のあるオーブントースターだと言えます。
おすすめは日本製オーブントースター?
日本製トースターは品質が高く、サポート体制も充実しているのでおすすめだと良く聞きますが、実は、日本の大手メーカーのほとんどのオーブントースターが、中国工場で作られています。
アラジンもバルミューダも、ツインバードも、象印もタイガーも同じです。
とはいえ、大手メーカーの中国工場は検査がしっかりしているので、中国製だからといっていい加減なものはアリません。
中国で作られてはいますが、品質はメイドインジャパンだと言えます。
ただし、通販サイトによって、あまりにも安い値段の場合は中古品だったり、メルカリなどからの流通品だったりしますので、販売サイトをしっかりと見極める必要があります。
販売サイトを見極めるコツは、URLが「https://」になってるかどうか、サイトの基本情報がしっかり明示されているか、支払い方法がたくさんあるかどうか、などです。
不良品を送られてきても何もできず、泣き寝入りになってしまうこともあります。
購入時には安心したサイトで購入するか、家電量販店に行って購入するのをおすすめします。
買ってよかったオーブントースターの特徴
買ってよかったと思えるトースターは、日々の使いやすさと焼き上がりの美味しさが両立していることが重要だと言われています。
この2つの中で、焼き上がりの美味しさはどのオーブントースターもクリアしていますので、問題になるのは、日々の使いやすさです。
ところが、日々の使いやすさは、どんな人にも共通してるわけではないです。
そもそも、1人で暮らしている人と、5、6人の大家族で暮らしてる人では、日々の使いやすさの質がまったく違います。
1人で暮らしていれば、食パン4枚焼きの大きなトースターは、おそらく必要ないです。
カリカリに焼けたほうが良い人と、かすかに焼きめが付いたほうがいい人でも、使い方は違います。
なので、買ってよかったと思うには、あなたの食生活スタイルにピッタリフィットしているかどうかを、まず確かめる必要があります。
そのためには、トーストをどれだけの頻度で食べるのか、オーブン料理はするのかなど、オーブントースターに何を求めるのかを、購入する前に家族で話し合われるのをおすすめします。
それが買ってよかったと思うための秘策です。
パンが美味しく焼けるトースターランキング
「どのオーブントースターが、一番美味しくパンを焼き上げられるの?」
「美味しいオーブントースターのランキングを教えて」
そんな質問を良く聞かれますが、答えはないです。
その理由は、どのオーブントースターも美味しく焼けるからです。
正しい使い方をして、あなたが美味しいと思うトーストの焼き方を発見できれば、どのオーブントースターでも問題なく美味しく焼けます。
そもそも、何台も買わない限り、食べてるトーストが美味しく焼けてるのかなんて比較できません。
あなたが色々調べて購入したオーブントースターが、一番美味しくトーストできると信じて食べれば、絶対に美味しいはずです。
もしも、あまり美味しくないと思ったら、焼き方が違ってるだけです。試行錯誤してみてください。
買ってはいけないトースターとは?
ただし、買ってはいけないトースターもあります。
上述したように、同じモデルでも他の販売サイトに比べて特別安いサイトでは、購入しないほうが良いです。
確かに、あたりはずれもあって、「安く購入できて良かった」と思う人もいますが、「箱は良かったけど、中身に傷があった」とか「商品が送られてこなかった」なんてこともあります。
なので、販売サイトの基本情報をしっかり確認して、できれば名の通った販売サイトや、何度か購入してるところから購入するのが安心です。
家電量販店で購入するのも安心です。
家電量販店では、5年保証がつけれるところもありますし、実際に見て買えば、当たりハズレはないです。
もしも不良品だったら、すぐに文句を言いに行けますし、故障してもすぐに持っていけます。
なので、買ってはいけないトースターはないのですが、買ってはいけない販売サイトが有ることを覚えておいてください。
まとめ:象印とタイガーのトースターはどっちが買い?
この記事のまとめです
- 象印はトースト特化型、タイガーは調理対応型
- タイガーの方が高価格帯で多機能
- 象印は操作が簡単で初心者に向いている
- タイガーはコンベクション機能で調理の幅が広い
- 象印は2枚焼き、タイガーは4枚焼きに対応
- タイガーの方がサイズが大きくスペースを取る
- 象印はマイコン自動メニューがパン中心
- タイガーは惣菜パンやフライ温めにも強い
- 象印は扉を取り外して丸洗いできる利点あり
- タイガーはオートメニューが直感的で分かりやすい
- 象印は軽量コンパクトで掃除もしやすい
- タイガーは熱風で庫内の温度が均一になる
- 両機種ともデザイン性は控えめだが質実剛健
- どちらも中国製だが日本メーカーの品質管理あり
- 選択基準はトースト中心か調理用途かによって決まる