こんにちは、ひまわりです。
「せっかくのピザ、裏がベチャッとしてガッカリ…」
「チーズはまだ溶けてないのに、具だけ焦げちゃった…」
こんな経験、ありませんか? 手軽で美味しいピザですが、オーブントースターで焼くにはちょっとしたコツがいるんですよね。
多くの人が悩んでいるのが、トースターでピザを焼く時の「ピザがアルミホイルにくっつく」とか、ピザを焼く時のアルミホイルの扱い方なんです。
そこで、「トースターでアルミホイルを使うとどうなる?」「トースターでピザを焼くときの温度は?」といった疑問から、「トースターでアルミホイルにくっつかないようにする方法は?」という裏技まで、ご紹介します。
そもそも「オーブントースターとオーブンレンジ、どっちが美味しく焼けるの?」という根本的な疑問や、「冷凍ピザがトースターに入らない!」という物理的なピンチ、汚れたピザの焼き網を何かで代用できないかという悩みにもお答えします。
これから購入を考えている方にも、クッキングシートの使い方やオーブントースターでやってはいけないこと、冷凍ピザの最高の焼き方など、とても参考になる情報のはずです。
- 「アルミホイル」の物理的な活用術
- 「入らない」「焦げる」といった失敗を防ぐ具体的な対策
- ピザを焼くためのトースターの必須条件
- やってはいけない危険なNG行為
オーブントースターにもいろいろありますが、ピザを焼くのにおすすめなのが、コンベクション機能付きのオーブントースターです。
トースターでのピザの焼き方とアルミホイルの基本

まずは基本編です。ただ焼くだけと思われがちなトースターでのピザ調理ですが、実は「熱」と「素材」の相性を知るだけで、仕上がりが劇的に変わるんです。
ここでは、以下のポイントについて詳しくお話しします。
- 焼き方とコツ
- 焼くときの温度は?
- アルミホイルを使うとどうなる?
- アルミホイルにくっつく原因とくっつかないようにする方法
- クッキングシートは使える?
焼き方とコツ

美味しいピザを焼くために、まず一番大切なこと。それは「予熱」です。
トースターでピザを焼く時、冷たい庫内にいきなりピザを入れていませんか?
実はこれが、失敗の元なんです。
トースターの庫内やトレーが冷たいままだと、ピザ生地の底面が温まる前に、表面の具材だけが熱くなってしまいます。
その結果、底はベチャッとしているのに上は焦げている…という悲しい状態になりがちです。
オーブントースターでの理想的な焼き方の手順はこちらです。
- まずは予熱
何も入れずに2〜3分ほど加熱し、庫内をアツアツにします。トレーを使う場合はトレーごと予熱するとさらに効果的です。 - 高温で短時間
ピザはダラダラ焼くと水分が抜けて硬くなってしまいます。予熱した庫内で一気に焼き上げるのが、外はカリッ、中はモチッとする秘訣です。 - 仕上げの微調整
チーズが溶けきっていない場合は、スイッチを切って「余熱」で1〜2分放置してみてください。焦がさずに中まで火を通せます。
わたし自身、昔は予熱なんて面倒でやっていませんでしたが、一度試してからは戻れなくなりました。
トレーが熱いので、ピザを乗せた瞬間に「ジュッ」と音がして、底面がクリスピーに仕上がるんです。
焼くときの温度は?
次に迷うのが温度設定ですよね。
トースターでピザを焼くときの温度は?と聞かれたら、わたしは迷わず「最高温度」と答えます。
ピザの美味しさの決め手となる「メイラード反応(香ばしい焦げ目)」は、約155℃以上で始まります。
低い温度で焼いていると、この香ばしさが出る前に生地が乾燥してしまい、せんべいのように硬くなってしまうんです。
「うちはワット数しか選べないんだけど…」という方も安心してください。
その場合は、1000W〜1300W(一番高いワット数)を選べばOKです。
ただし、ワット数はあくまで「熱を加える勢い」なので、焦げそうなら途中でアルミホイルを被せるなどの調整が必要です。
アルミホイルを使うとどうなる?

ピザを焼く時に欠かせない相棒、それがアルミホイルです。
でも、トースターでアルミホイルを使うとどうなる?と疑問に思う方もいるかもしれません。
アルミホイルには、ピザ焼きにおいて2つの重要な役割があります。
1つ目は「受け皿」としての役割。
網の上に直接ピザを置くと、溶けたチーズや油がヒーターに垂れて、煙が出たり発火したりする危険があります。
アルミホイルを敷くことで、これを防ぐことができます。
2つ目は「熱のシールド(盾)」としての役割。
アルミホイルは熱(赤外線)を反射する性質を持っています。
「具材はまだ冷たいのに、表面だけ焦げてきた!」という時、上からふわっとアルミホイルを被せてみてください(これを「ホイルテント」と呼びます)。
そうすると、上からの直火を遮りつつ、内部の熱だけでじっくり火を通すことができるんです。
つまり、アルミホイルはただの下敷きではなく、火力をコントロールする優秀な調理器具なんですよ。
アルミホイルにくっつく原因とくっつかないようにする方法

「焼き上がったピザをお皿に移そうとしたら、アルミホイルにへばりついて取れない!」
これ、本当にイライラしますよね。せっかくのピザがボロボロになってしまいます。
では、トースターでアルミホイルにくっつかないようにする方法はあるのでしょうか?
ここで、目からウロコの裏技を2つ紹介します。
①「くしゃくしゃホイル」
新品のアルミホイルを、一度手で丸めて「くしゃくしゃ」にし、それを広げて使ってみてください。
表面に凹凸ができることで、ピザ生地との接触面積が減り(点接触になり)、驚くほどくっつきにくくなります。
これは科学的にも理にかなった最強の方法です。
② オリーブオイルでコーティング
アルミホイルに薄くオリーブオイルを塗ってからピザを乗せます。
油が膜となり、生地がアルミに直接触れるのを防いでくれるだけでなく、底面が揚げ焼きのようになってカリカリ感もアップします。
風味も良くなって一石二鳥ですよ。
最近は「くっつかない加工」がされた専用のアルミホイルも売っています。
普通のホイルしかない時はぜひこの技を試してみてくださいね。
クッキングシートは使える?
「アルミホイルがないから、クッキングシートを使ってもいい?」
この質問、よくいただきますが、わたしの答えは「おすすめしません」、もっと言うと「かなり注意が必要」です。
トースターでピザにクッキングシートを使うのは、実はリスクが高いんです。
一般的なクッキングシートの耐熱温度は250℃(20分)程度が上限です。
トースターは狭いので、熱源(ヒーター)との距離が近く、シートの端がめくれ上がってヒーターに触れると、一瞬で燃え上がります。
電子レンジやオーブンでは便利なクッキングシートですが、直火に近いトースターでは、燃えないアルミホイルを使うのが安全の鉄則です。
どうしてもクッキングシートを使いたい場合は、絶対にシートが網からはみ出さないように、ピザのサイズに合わせて丸くカットしてください。
でも、やっぱり安全第一でアルミホイルをおすすめします。
トースターでのピザの焼き方とアルミホイルの応用

ここからは応用編です。
冷凍ピザの上手な焼き方や、トースターに入らない時の対処法、そして「結局、ピザにはどの家電がいいの?」という究極の選択についてお話しします。
- 冷凍ピザの焼き方
- 大きくて入らない時の対処法
- 焼き網を代用するアイデア
- やってはいけないことは?
- オーブンとトースターのどっちがいい?
- ピザを焼くのにおすすめのトースター
- ピザストーンという手も
- 意外と知らない?トースターでピザを焼く「基本と準備」の裏技
- お店の味に近づける!アルミホイルと焼き方の「上級テクニック」
- 困った時の救世主!「入らない」「道具がない」を解決するアイデア
- まとめ:トースターでのピザの焼き方とアルミホイル
冷凍ピザの焼き方

忙しい日の救世主、冷凍ピザ。
でも、「説明書通りに焼いたのに、中が冷たい」「耳が硬くて食べにくい」なんてことはありませんか?
トースターでの冷凍ピザの焼き方には、ちょっとしたコツがあります。
ポイント1:解凍してから焼く
凍ったまま焼くと、表面が焦げても中心はまだ凍っている…という「生焼け」が起きやすいです。
食べる前に冷蔵庫に移して解凍しておくか、急いでいるときは電子レンジで20〜30秒ほど温めてください。
「半解凍」の状態にしてからトースターに入れると、失敗なく焼けます。
ポイント2:耳に「水」を補給する
冷凍ピザは乾燥しやすいので、焼く前にピザの「耳(フチ)」の部分に霧吹きでシュッと水をかけてみてください。
これだけで、焼いた時に水分がスチームとなって、焼きたてパンのようなふっくらモチモチ感が復活します。
霧吹きがなければ、濡らした指で耳を撫でるだけでもOKです。
ポイント3:仕上げの「追いチーズ」
最初からチーズを足すと溶け落ちてしまうので、焼き上がり1分前に一度扉を開けてチーズを追加してみてください。
トロットロの最高な仕上がりになりますよ。
大きくて入らない時の対処法

スーパーで売っている一般的なチルドピザや冷凍ピザは、直径約23cm(9インチ)が多いのですが、実はこれ、安価なトースターだと奥行きが足りなくて入らないことが多いんです。
「買ってきたのに入らない!」と絶望する前に、この方法を試してください。
① カットして焼く
一番確実なのは、焼く前に包丁で半分、あるいは4等分にカットしてしまうことです。
カットしたピザの「直線の辺」を合わせるように並べたり、角を外側に向けて置いたりすることで、丸いままでは入らない庫内にもパズルのように収めることができます。
② アルミホイルで「特製皿」を作る
網からはみ出して垂れ下がってしまう場合は、アルミホイルを2〜3重にして強度を出し、端を少し立ち上げて「皿(トレー)」を作ります。
こうすれば、網がない部分でもピザを支えることができ、チーズがこぼれるのも防げます。
焼き網を代用するアイデア

「久しぶりにトースターを使おうと思ったら、ピザの焼き網がサビてボロボロ…」
そんな時、何かで代用できないか考えますよね。
ここでも活躍するのがアルミホイルです。
ただし、ただ敷くだけだと強度がなくて危険なので、先ほど紹介したように「厚手のホイル(BBQ用など)」を使うか、普通のホイルを何重かに重ねて使ってください。
また、魚焼きグリルの網やトレーがサイズ的に合う場合もあります。
波型のプレートなどは油が落ちてカリッと焼けるので、むしろ純正の網より美味しく焼けることも!
一度キッチンの引き出しを探してみてください。
意外なところでは、「100均の餅焼き網」も代用品として優秀です。
目が細かいので生地がダレにくく、しっかり焼き目もつきます。
やってはいけないことは?

便利で身近なオーブントースターですが、使い方を間違えると火災などの事故につながります。
ここで改めて、オーブントースターでやってはいけないことを確認しておきましょう。
段ボールや紙皿ごと焼く
宅配ピザの箱や台紙、紙皿をそのまま入れるのは絶対NGです!
一瞬で発火します。
プラスチック包装の取り忘れ
冷凍ピザの透明なフィルム、剥がし忘れて焼いてしまった…という失敗談、実はすごく多いんです。
溶けたプラスチックは有毒ガスを出しますし、ピザも食べれなくなります。
必ず確認しましょう。
濡れたキッチンペーパーで包む
電子レンジの裏技で「濡れペーパーで包む」というのがありますが、これをトースターでやると紙が乾いて燃えます。
絶対にやめましょう。
目を離す
ピザ、特にチーズやサラミなどの脂っこい具材は、高温になると油が飛び散ってヒーターに触れ、発火することがあります。
これが一番の安全対策です。
オーブンとトースターのどっちがいい?

「オーブンレンジの方が値段も高いし高機能だから、ピザも美味しく焼けるんじゃない?」
これ、実は大きな誤解なんです。
結論から言うと、市販のピザを「お店のようにカリッと」焼きたいなら、断然オーブントースターがおすすめです。
その理由は、熱の伝わり方の「物理的な違い」にあります。
理由1:ヒーターとの「距離」が違う
オーブンレンジは広い庫内の空気を温めて「熱風で包み込む」のが得意ですが、トースターは食材のすぐ近くにヒーターがあります。
この「近さ」が重要なんです。
トースターは近い距離から強力な赤外線(直火)を当てるため、ピザ表面の温度を一気に上げることができます。
これが、中の水分を逃さずに外側だけをパリッとさせる「石窯のような効果」を生むのです。
理由2:予熱時間とコストが段違い
ピザ1枚のために、大きなオーブンレンジを予熱しようとすると10分〜15分かかります。
ですが、庫内の狭いトースターなら2分〜3分(あるいは予熱なし)で準備完了です。
結果として、電気代もトースターの方がオーブンの約3分の1で済みます。
時間もお金も節約できて、しかも美味しいなんて最高ですよね。
結論:こうやって使い分けよう!
トースターが正解
市販の冷蔵・冷凍ピザ(23cm程度)を1枚、サクッと香ばしく焼きたい時。
オーブンレンジが正解
コストコのような巨大ピザを焼く時や、分厚いパン生地のピザを焦がさずに中までじっくり焼きたい時
「手軽に絶品ピザ」を目指すなら、迷わずトースターを使い倒しましょう!
ピザを焼くのにおすすめのトースター

これからトースターを買うのでしたら、以下の条件を満たすものを選ぶと、ピザライフが劇的に向上しますよ。
- 庫内の奥行きが22cm以上あるか(「4枚焼き対応」と書かれているものは大抵OKです)。
- 1200W以上の高火力か(カリッと焼くため)。
- 温度調節機能がついているか(焦げ防止のため)。
特にトーストの「4枚焼き」モデルは庫内が広々としていて、25cmクラスのピザも丸ごと焼けるので、ピザ好きの方には強くおすすめします!
ピザをメインに料理したい方は、この3つを基準にしてトースターを選べば間違いないと思います。
ピザ焼きにおすすめのトースターを紹介します。
象印 EQ-Hシリーズ
象印のEQ-Hシリーズは、4枚焼きタイプのオーブントースターです。
EQ-Hシリーズには、3タイプあります。
- EQ-HM30(毎コン自動タイプ)
- EQ-HE30(温度調節タイプ)
- EQ-HA30(火力調節タイプ)
最上機種のEQ-HM30は、食材の温度を検知しながら、自動で焼き上げるマイコンタイプで、食材に合わせて8つのコースを選ぶだけで、絶妙な焼き加減になります。
EQ-H方共通なのは、庫内の広さとはずせる扉です。
庫内寸法は、約27cm × 約30cm × 約8.5cm で共通していて、外形も同じ大きさで、消費電力も1300Wと共通です。
3機種ともに、両面に黒色のホーロー加工を採用したトレーが付いていて、熱を吸収して高温で加熱できるので、ピザの裏面までしっかり焼き目がついてサクサクになります。
EQ-HM30には、マイコン制御のピザコースがついています。
焼き始めは上下のヒーターで加熱し、表面が焼けたら下ヒーターのみで1~2分加熱してくれます。
なので、ピザ好きにはたまらないオーブントースターになっています。
EQ-HM30のスペックはこちらです。
| 庫内寸法(cm) | 27 × 30 × 8.5 |
| 温度設定 | 80℃~250℃、10℃刻みで設定可 |
| タイマー | 自動調整 手動:30秒~30分 |
| トースト枚数 | 1~4枚で設定可 |
| 焼色 | 3段階の焼色が選べる |
| 消費電力(W) | 1300 |
| 重さ(kg) | 5.0 |
(引用元:象印公式サイト)
EQ-HM30の良い口コミ
- Mサイズが丸ごと入る
- 扉が外せて洗える
- コスパが高い(1万円台)
- シンプルで使いやすい
EQ-HM30の悪い口コミ
- 加熱に時間がかかる
- 焼きムラがでやすい
- スチームがない
- マナーモードがない
- 網が水平に出ない場合がある
- ピザモードがない
アラジン グラファイト グリル&トースター(AET-GP14B)
アラジンのオーブントースターには、特許技術「グラファイトヒータ」が搭載されています。
グラファイトヒータは、発熱するまでの時間はたったの0.2秒。
高温の庫内で一気に焼き上げることで、外はカリッと、中は水分が残っているのでとても美味しいピザを焼くことができます。
アラジンの最上機種フラッグシップモデルAET-GP14Bのスペックはこちらです。
| 庫内寸法(cm) | 31 × 27.8 × 10.7 |
| 温度設定 | 40℃~320℃、10℃刻みで設定可 |
| タイマー | マイコン制御で自動調整 手動:10秒~60分 |
| トースト枚数 | 4枚 |
| 焼色 | 5段階の焼色が選べる |
| 消費電力(W) | 1390 |
| 重さ(kg) | 7.1 |
(引用元:アラジン公式サイト)
アラジントースターでピザを焼く場合は、焼き網の上に乗せて焼きます。
AET-GP14Bの良い口コミ
- 0.2秒で発熱する火力がすごい
- グリルパンがついてる
- 冷凍ピザが美味しいと評判
- 焼き加減が調節しやすい
- ピザ以外の蒸し料理や低温料理も楽しめる
- アナログダイヤルが使いやすい
- トーストが速い
AET-GP14Bの悪い口コミ
- 火力が強く、焦げやすい
- 掃除が大変
- 価格が高い(3万円前後)
- 焼きムラが出ることも
- 練習が必要
パナソニック「ビストロ」NT-D700
パナソニックのオーブントースターNT-D700には、「遠近トリプルヒーター」と「インテリジェント制御」が搭載されています。
上部に遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーターが、下部には遠赤外線ヒーターの計3本のヒーターがあり、外をカリッと、中までアツアツに加熱してくれます。
インテリジェント制御とは、7200通りのプログラムが記憶されてるマイコン制御です。
食材の厚みや庫内温度、電圧などの周辺環境におうじた個別プログラムで最適に焼き上げます。
また、15種類のオートメニューがあり、その中には「チルドピザ」のメニューも搭載されています。
パナソニックのオーブントースターNT-D700のスペックはこちらです。
| 庫内寸法(cm) | 26 × 25 × 9.5 |
| 温度設定 | 120℃~260℃、10℃刻みで設定可 |
| タイマー | インテリジェント制御で自動調整 手動:30秒~25分 |
| トースト枚数 | 2枚 |
| 焼色 | 5段階の焼色が選べる |
| 消費電力(W) | 1300 |
| 重さ(kg) | 4.3 |
(引用元:パナソニック公式サイト)
NT-D700の良い口コミ
- 冷凍ピザメニューがある
- インテリジェント制御で予熱がいらない
- トリプルヒーターが良い
- ピザトースト専用メニューがある
- 焼色の調整ができる
- 手入れがしやすい
NT-D700の悪い口コミ
- 庫内が狭め
- 価格が高い(2万円台後半)
- 操作が面倒
- 庫内が見えにくい
- 焼色が濃い
- 調理時間が長め
- オートメニューがメイン
タイガー<やきたて>KAV-A130
タイガーのオーブントースター<やきたて>KAV-A130は、広い庫内と熱風コンベクションが特徴です。
コンベクションとは、ヒーターで熱した空気をファンで庫内に循環させて調理する仕組みです。
庫内の中を熱風がかけめぐるので、加熱ムラが起きにくいとされています。
加熱バランスに優れたトリプルヒーター(上:遠赤ヒーター)を採用しているので、外はカリッと、中はモチモチっとした仕上がりが期待できます。
| 庫内寸法(cm) | 32.5 × 26 × 10 |
| 温度設定 | 80℃~250℃、無段階 |
| タイマー | 自動調整 手動:30秒~30分 |
| トースト枚数 | 1~4枚で設定可 |
| 焼色 | 5段階の焼色が選べる |
| 消費電力(W) | 1300 |
| 重さ(kg) | 5.1 |
(引用元:タイガー公式サイト)
KAV-A130の良い口コミ
- コンベクションが良い
- 幅が広い
- リベイクが得意
- 遠赤ヒーターでふっくら仕上がる
- 断熱Wガラスで全面が熱くなりすぎない
- 焼き網が大きくせり出すので、奥のものを取りやすい
- 掃除がしやすい
KAV-A130の悪い口コミ
- 本体サイズが大きい
- ファンの音が少し大きい
- コンベクションのため乾燥しやすい
- スチームがない
- 操作パネルが高齢者には操作しにくいかも
アイリスオーヤマ FVC-D15B-S
アイリスオーヤマFVC-D15Bは、スチーム機能とグリル機能、オーブン機能、スローベーク機能がついた、多機能のコンベクションオーブンです。
グリル機能がついていますので、もちろんトースターとしても使えます。
これだけの機能がつきながら、大変コスパが良く、なんと1万円以下で買えてしまいます。
トーストが4枚一度に焼ける広さを持っていますが、スチーム機能、グリル機能で、ピザをしっかり焼いてくれます。
操作は3つのダイヤルで行い、とてもシンプルで使いやすいです。
| 庫内寸法(cm) | 29 × 27 × 14.5 |
| 温度設定 | 60℃~250℃、無段階 |
| タイマー | 手動:~60分 |
| トースト枚数 | 4枚 |
| 焼色 | ー |
| 消費電力(W) | 1300 |
| 重さ(kg) | 5.0 |
(引用元:アイリスオーヤマ公式サイト)
FVC-D15Bの良い口コミ
- 圧倒的なコスパ
- 庫内が広い
- ピザ以外の用途が広い
- 焼き網の高さが調節可能
- 手入れが簡単
- デザインがシンプル
FVC-D15Bの悪い口コミ
- 焼き網が前に出てこない
- アナログのため、タイマーの微調整が必要
- 天面や側面が熱くなる
- 想像以上に大きい
- オートメニューがない
各社オーブントースター庫内の広さ・温度比較
| ブランド・機種 | 幅×奥行×高さ(cm) | 最高温度(℃) |
|---|---|---|
| 象印 EQ-HM30 | 27 × 30 × 8.5 | 250 |
| アラジン AET-GP14B | 31 × 27.8 × 10.7 | 320 |
| パナソニック NT-D700 | 26 × 25 × 9.5 | 260 |
| タイガー KAV-A130 | 32.5 × 26 × 10 | 250 |
| アイリスFVC-D15B | 29 × 27 × 14.5 | 250 |
各社オーブントースター外形寸法・重さ比較
| ブランド・機種 | 幅×奥行×高さ(cm) | 最高温度(kg) |
|---|---|---|
| 象印 EQ-HM30 | 34.5 × 36.5 × 23 | 5.0 |
| アラジン AET-GP14B | 39.1 × 39.1 × 27.6 | 7.1 |
| パナソニック NT-D700 | 34.1 × 32.8 × 26.9 | 4.3 |
| タイガー KAV-A130 | 37.7 × 38.5 × 24.5 | 5.1 |
| アイリスFVC-D15B | 41.7 × 32.9 × 28.5 | 5.0 |
ピザストーンという手も

オーブントースターでピザを焼くときに、ピザストーンを使うという方法もあります。
ピザストーンとは、セラミックなどの素材で作られた厚い板状の調理器具です。
高温に予熱して使うことで、まるで石窯で焼いたようなパリッとした本格的なピザを焼くことができます。
生地の余分な水分や油分を吸収し、熱を均一に伝えることで、底面はクリスピーに、中はふっくらと仕上がるのが特徴です。
ピザストーンを使えば、アルミホイルは必要なくなります。
もともとはデロンギ社が自社のオプション品として取り扱っていましたが、愛用する人が増えて行ったんです。
250℃程度に予熱したオーブントースターの中に入れておくことが大事です。
サイズは、幅×奥行×高さ(mm)⇒262×240×11 です。
意外と知らない?トースターでピザを焼く「基本と準備」の裏技
ピザを焼く前、あなたはただ「袋から出して入れるだけ」にしていませんか?
実は、焼く前のちょっとした準備で、仕上がりが劇的に変わるんです。
まず、一番の落とし穴が「具材の水分」です。
トマトやキノコなど、水分が多い野菜が乗っていると、焼いている間に水が出てピザ全体がベチャッとしてしまいます。
もし自分でトッピングするなら、事前に炒めて水分を飛ばしておくのが鉄則です 。
次に、トースターの「ワット数」の勘違い。
「1000Wだから高温でしょ?」と思いがちですが、ワット数はあくまで「熱を加える勢い」であって、最高温度ではありません 。
大事なのは庫内の温度をしっかり上げること。
だからこそ、ピザを入れる前の「予熱」が欠かせません。
庫内とトレーをアツアツにしておくことで、ピザを乗せた瞬間に底面の加熱が始まり、焼き時間を短縮できます 。
そして、意外と見落としがちなのが「ヒーター管の汚れ」です。
ガラス管にチーズや油がついたままだと、そこだけ熱がこもって割れてしまうことがあるんです 。
冷めている時に優しく拭いて、常にピカピカにしておきましょう。
これが、ムラなく焼くための隠れたポイントですよ。
お店の味に近づける!アルミホイルと焼き方の「上級テクニック」

さて、ここからはさらにレベルアップ!
お家のピザを「お店の石窯ピザ」に近づけるための、魔法のようなテクニックをご紹介します。
アルミホイルに「オリーブオイル」を薄く塗っておけば、剥がれやすいだけでなく、底面が揚げ焼きのようになってカリカリ食感が楽しめますよ 。
「耳が硬くて食べにくい…」という悩みには、「霧吹き」の出番です。
焼く前に耳(クラスト)の部分だけシュッと水をかけてあげると、水分が蒸発してふっくらモチモチに復活します 。
ただし、最近のトースターにある「スチーム機能」を使う時は要注意。
クリスピーなピザの場合は、皮が湿気てパリパリ感が損なわれることがあるので、あえて使わないのが正解の場合もあります 。
そして、究極の裏技が「フライパンとの併用」です。
トースターに入れる前に、フライパンで底面だけをカリッと焼いておく。
少し手間ですが、これだけで「底はサクサク、上はトロトロ」という、プロ顔負けの食感が再現できます 。
仕上げに、バジルなどの「ハーブ」を乗せるタイミングも重要です。
最初から乗せると黒焦げになって香りが飛んでしまうので、焼き上がった後の「後乗せ」が基本です。
困った時の救世主!「道具がない」を解決するアイデア

最後は、誰もが一度は直面する「困った!」を解決するアイデアです。
もし、そもそもトースターがない、あるいは壊れてしまったという場合は、「魚焼きグリル」が最強の代役になります。
庫内が狭くて300℃以上の高温になるため、実はトースター以上に石窯に近い環境なんです 。
ただし、焦げやすいのでアルミホイルを被せるなどの調整は忘れないでくださいね。
また、「チーズ」にもこだわりを。
伸び重視ならモッツァレラ、コクを出したいならチェダーと、特徴を知ってブレンドすると、より本格的な味になります 。
水分が出やすいモッツァレラは、キッチンペーパーで水気を切ってから乗せるとベチャつきを防げます。
いかがでしたか? 「ただ焼くだけ」のピザも、これだけの工夫で「ご馳走」に変わります。
ぜひ今夜から試してみてくださいね!
まとめ:トースターでのピザの焼き方とアルミホイル
トースターでピザを焼く時のアルミホイルの使い方を紹介してきました。
たかがアルミホイル、されどアルミホイル。
ちょっとした工夫で、お家のピザがお店の味に近づきます。
最後に、今回のポイントをまとめました。
- トースターでピザを美味しく焼くには予熱が最重要
- 予熱は2〜3分行い庫内とトレーを十分に熱するのが基本
- 焼成は最高温度230〜250℃または最大ワット数で短時間が良い
- 低温で長く焼くと生地が乾燥して硬くなる原因
- アルミホイルは受け皿となり油やチーズの落下事故を防ぐ
- アルミホイルは熱を反射し焦げ防止のシールドとして使える
- 上面が焦げそうな時はホイルテントで火力調整が可能で
- ピザがホイルにくっつく原因はチーズや糖分の濡れ現象
- くしゃくしゃにしたアルミホイルは接触面が減りくっつきにくい
- アルミホイルに油を塗ると剥がれやすく底がカリッと仕上がる
- クッキングシートは燃える危険があり基本的に非推奨
- 冷凍ピザは半解凍してから焼くと生焼けを防げる
- 冷凍ピザの耳に水分を与えるとふっくら食感が戻る
- ピザが入らない場合はカット焼きやホイル製トレーで対応できる
- 1枚を手軽に焼くならトースター、大きさ重視ならオーブン向き
- トースト4枚焼きタイプが大きくて使いやすい
オーブントースターを使用する際は、必ず取扱説明書をよく読み、記載された内容に従って安全にお使いください。指定外の材料や分量での使用は、故障や思わぬ事故の原因となる可能性があります。ご不明な点は、各メーカーのサポートセンターにお問い合わせください。(参照:国民生活センター)
