オーブンレンジのデメリット解説!買って後悔しないために知っておきたい選び方

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オーブンレンジのデメリット解説!買って後悔しないために知っておきたい選び方

キッチン家電の中でも、とても便利なオーブンレンジ。

多機能で早く使ってみたい!と憧れますが、いざ購入を検討しはじめると、メリットとデメリットの情報が両方ともたくさんあって、迷ってしまいますよね。

モデルによっては温めムラや解凍ムラがひどいという口コミや、期待していたトーストがまずい、焼くのに時間がかかるといった声があります。

また、スチーム機能は掃除が大変だとか、結局使わない機能が多くて宝の持ち腐れになる、なんて話も。

さらには、ある機種は寿命が短い、異音がする、そもそも設置スペースに置けない…など、不安になる要素ばかりがネットにあふれています。

もしかしたら、「オーブン機能はいらないんじゃないのかな?」とか「温めしか使わないかも?」と悩んでる方も多いです。

高い買い物だけに「買って後悔する」のだけは避けたい、と慎重になるのも当然だと思います。

この記事では、そんなオーブンレンジにまつわるデメリットを徹底的に掘り下げて解説していきます。

購入後に「こんなはずではなかった…」と後悔しないための賢い選び方など、分かりやすく解説していきますね。

この記事でわかること
  • オーブンレンジの主なデメリット
  • 温めムラやトーストが美味しくない理由
  • 多機能モデルの落とし穴とコスト
  • デメリットを回避する賢い選び方

オーブンレンジなら、やはり日立が最有力候補です。最上位モデルの「ヘルシーシェフMRO-W1D」は、過熱水蒸気オーブンレンジです。ダブル光速ヒーターと1000Wの大火力で、料理のサポートをしてくれます

目次

購入前に知るべきオーブンレンジのデメリット

まずは、オーブンレンジを購入した人が「失敗した…」と感じがちな、代表的なデメリットについて、その理由とともに具体的に掘り下げて見ていきましょう。

温めムラと解凍ムラがひどい?

オーブンレンジの最も基本的で、最も多く使う機能が「レンジ(温め)」です。

皮肉なことに、多機能化がこの基本性能の足を引っ張ることがあります。

特に「解凍ムラ」は深刻で、冷凍したお肉を解凍したら、端っこはすでに火が通っているのに、真ん中はまだカチコチ…なんて経験した方は多いです。

これは、食材の美味しさを著しく損ねる大きなデメリットですね。

このムラが起こる主な原因は2つあると思われます。

1. センサー技術の限界

安価なモデルに多い「重量センサー」は、お皿の重さまで含めた「総重量」で加熱時間を決めてしまいます 。

そのため、重いお皿を使えば加熱しすぎ、軽い容器だと加熱不足になりがちです。

一方で、高価格帯モデルに搭載される「赤外線センサー」は食品の表面温度を直接測るためムラが出にくいですが、それでも完璧とは言えません。

2. 庫内の物理構造

オーブン機能と兼用するため、オーブンレンジの庫内は広く、マイクロ波が均一に拡散しにくい構造になっています。

特に掃除がしやすい「フラットテーブル」式は、モデルによっては庫内の底の中央からマイクロ波が出ます。

そのため、真ん中に置いたものが温まりにくいという特有のムラが発生することがあります 。

ムラを避ける対策

ムラがひどい時は、カレーやシチューなど量の多いものは一度に温めず、量を減らして数回に分けるといった工夫も有効です 。

選ぶ際は、重量センサーのみのモデルを避け、赤外線センサーなど高精度なセンサーを搭載したモデルを選ぶことが重要ですね。

トーストがまずい、時間がかかる理由

「オーブンレンジがあればトースターが不要になる」という期待は、誰しも持っているはずです。

ただ、それが購入後の後悔につながる代表的なポイントです。

つまり、「オーブンレンジで焼いたトーストはまずい」という声があるんです。

オーブンレンジのトースト機能は、専門のオーブントースターの代わりにはならない場合が多いんです。

1. とにかく時間がかかる  

オーブントースターが3〜5分で焼けるのに対し、オーブンレンジは5分〜10分以上かかることも珍しくありません 。

機種によってはオーブン機能を使うため「予熱」が必要な場合もあります。

パンを引っくり返さないとダメなモデルもあるので、忙しい朝には不向きです。

2. 美味しくない(乾燥する)  

オーブントースターはヒーターがパンに近く、高火力で一気に表面を焼くため「外はカリッ、中はモチッ」と仕上がります。

しかし、オーブンレンジは庫内が広すぎるためヒーターが遠く、熱が分散してしまいます 。

そのため、表面に焼き色が付く前に庫内の熱風でパン内部の水分が蒸発してしまい、パサパサで硬いトーストになりがちです 。

3. 手間がかかる  

安価なモデルでは上部ヒーターしか作動しません。

そのため、途中でパンを「裏返す」手間が発生したり、一度に焼ける枚数が少なかったり、連続で焼くのが難しかったりします 。

トーストの「速さ」と「味」を重視するなら、オーブンレンジとは別に専門のオーブントースターを併用するのが、現実的な結論かなと思います 。

意外な落とし穴、スチーム機能の掃除

ヘルシー志向で人気のスチーム機能や過熱水蒸気機能ですが、これもまた「使わなくなる」原因になりがちなデメリットが潜んでいます。

それは、「新たな手間の発生」です。

スチーム調理をする場合、そのたびに給水タンクに水をセットし、使い終わったら庫内に充満した水蒸気や、水受け皿に溜まった水を毎回拭き取らなければなりません 。

この拭き取り作業を怠ると、庫内に湿気がこもり、水垢(アルカリ性の汚れ)やカビが発生する衛生的なリスクを伴います 。

結局、この手入れが面倒になって使わなくなる、というケースも多いようです。

結局使わない?多すぎる機能とコスト

オーブンレンジは「買って後悔する・使わなくなる家電ランキング1位」とさえ言われることがあるそうです 。

その最大の理由は、何十種類もの自動調理メニューやノンフライ機能など、魅力的な機能が満載の高額モデルを買ったにもかかわらず、結局使う機能が「温め」と「解凍」だけになってしまうことです。

つまり「宝の持ち腐れ」状態です 。

例えば、高価なパソコンを勝ったにも関わらず、動画を見るだけだったり、ゲームをするだけだったらもったいなさすぎますよね。

それと同じです。

料理に慣れていないと自動メニューを使いこなせず 、多機能すぎて操作が複雑なのも、使わなくなる原因になります。

また、価格面でも、単機能レンジが数千円から1万円程度で買えるのに対し、オーブンレンジは数万円、高機能モデルだと5万円以上、中には10万円を超えるものもあります 。

使わない機能のために高いお金を払うのは、大きなデメリットと言えますね。

寿命は短い?故障リスクと異音

オーブンレンジの寿命は一般的に「10年」が目安と言われることがあります 。

しかし、現実的には「8年」という壁が存在します。

多くのメーカーが修理用部品を保有する期間は、製品の製造終了後「8年間」が一般的なんです 。

つまり、製造打ち切り後から8年以上経過して故障すると、部品がなくて修理自体を断られる可能性が高くなります。

さらに、寿命の観点からも「多機能」はデメリットになり得ます。

単機能レンジの故障原因は、ほぼ「マグネトロン(マイクロ波を出す部品)」の寿命に限られます。

ちなみに、マグネトロンの寿命は2000時間だと言われています。1日に30分ずつ使用すると、約10年です。

しかし、オーブンレンジはマグネトロンに加えて、ヒーター、スチーム機構、センサー、複雑な制御基板など、多数の部品で構成されています。

部品が多いほど故障する可能性のある箇所(リスクポイント)が増え、マグネトロンは元気でも他の部品が壊れて寿命を迎えるケースが多くなる、というわけです 。

もし使用中に「いつもより温めに時間がかかる」「途中で止まる」「異音がする」「焦げ臭い」といったサインが出たら、寿命が近いか故障の可能性があります 。

特に長時間の連続使用は本体に負荷をかけるため、避けたほうが賢明です 。

オーブンレンジのデメリットと賢い選び方

ここまで読んで「やっぱりオーブンレンジはやめたほうがいいかも…」と思った方もいるかもしれません。

ですが、デメリットをしっかり理解した上で、自分のライフスタイルに合ったものを選べば、もちろん強力なキッチンの相棒になります。

ここからは、デメリットを回避し、後悔しないための「賢い選び方」を見ていきましょう。

設置スペースがなく置けない失敗

機能や価格の前に、まず確認すべき最重要項目が「設置場所」です。

購入失敗例として最も多いのが、この物理的な問題です。

オーブンレンジは単機能電子レンジに比べて、かなり大きいです。

例えば象印の最高機種ES-LA30の外側の大きさは次の通りです。

  • 幅 498mm
  • 奥行き 500mm
  • 扉を開けたときの奥行き 728mm
  • 高さ 395mm

さらに、オーブン使用時に本体が非常に高温になるため、安全に熱を逃がすための「放熱スペース」が必ず必要です 。

ES-LA30は、製品の上面に10cm以上、側面に2cmの空間を空けるよう指定しています。背面は0cmで大丈夫です。

つまり、50cm四方の箱をキッチンの中におけるかどうかが、問題なんです。

このスペースを確保せずに設置しようとしても、スペースがない限り置けません。

たとえぎりぎり置けたとしても、熱がこもり、故障や火災、周囲の壁紙の変色といった重大な事故につながる可能性があります 。

設置場所の制約いろいろ

ほかにも設置場所の制約があります。

  • 重量: ES-LA30は25kgあります。他のモデルでも、本体だけで10kgから20kgを超える重量物です。不安定な棚や耐荷重の低いラックには絶対に設置できません 。
  • 冷蔵庫の上: 小型冷蔵庫の上は定番の置き場所ですが、冷蔵庫の上部が放熱仕様になっていないか確認が必須です 。
  • 熱源の近く: ガスコンロやIHの真横は、調理中の熱や油はねで故障の原因になるため設置できません 。

昔は背面と横面、上面に10cm以上の隙間が必要でしたが、今は、背面ぴったりが主流になってきています。

それでも、かなり大きな家電ですので、まずは置けるかどうか、ぴったり収まるラックがあるかどうかなどを確認するのが大切です。

オーブン機能の電気代は高い?

ランニングコスト、特に電気代も気になりますよね。

オーブンレンジ象印ES-LA30の取扱説明書等を見ると、

  • レンジ 1420W
  • オーブン 1350W
  • グリル 1350W

と書かれていて、どの機能でも電気代は同じように感じます。

それぞれを1時間ずつ使うと、レンジだと約45円で、オーブン・グリルだと約42円です。(料金単価を31円/kWhで計算)

ですが、実際に使ってみると、それぞれの電気代が違ってきます。

それは、料理の時間が違うからです。

  • 電子レンジ 数分→2分で1円50銭
  • オーブン 30分→21円
  • グリル 15分→11円

オーブントースターに比べても、調理時間が長いオーブン機能、グリル機能は、電気代が高くなると言えます。

また、庫内が広い分、設定温度に達するまでの「予熱」にも時間がかかります(例:180℃で約15分 )。

その分だけ余計に電力を消費するわけです。

そのことを理解したうえで、あなたにあったオーブンレンジを選んで美味しい料理を作ったり、いろいろ試してみてください。

反応が鈍いタッチパネルの操作性

これは使ってみないと分かりにくい、日々の細かなストレスになるデメリットです。

デザイン性を重視したフラットな「タッチパネル式」の操作部は、見た目が美しい反面、反応が鈍かったり、濡れた手や汚れた手で操作しにくかったりすることがあります 。

料理中は手が濡れていることも多いので、反応しにくいことがあるかもしれません。

確実な操作感を求めるなら、昔ながらの「物理ボタン式」やダイヤル式の方がストレスなく使える場合もあります 。

意外なポイントかも知れませんが、購入する際には、ダイヤル式、タッチパネル式、どちらがよいかよく考えてから選ぶようにしてください。

買って後悔する、買わないほうがいい人

ここまでのデメリットを総合すると、「オーブンレンジを買わないほうがいい人」のタイプが見えてきます。

用途が「温め」「解凍」のみの人

オーブン機能を全く使わないのであれば、高価で故障リスクが高く、基本の温め性能にムラが出やすいオーブンレンジを選ぶメリットはありません。

安価で温め性能に優れた「単機能電子レンジ」で十分です 。

「トースト」の品質にこだわる人

前述の通り、トーストの味と速さを求めるなら、専門のオーブントースターには敵いません 。

毎朝トーストを食べる人は、単機能レンジとオーブントースターの「2台持ち」が最適解です。

設置スペースが確保できない人

必要な放熱スペース や、本体重量に耐えられる安定した場所 を確保できない場合、火災や故障のリスクを冒してまで設置すべきではありません。

買っても後悔しない人、買ったほうがいい人

ここまでオーブンレンジのデメリットばかりを強調してきたので、「じゃあ、いったいどんな人が買えば満足できるの?」と不安になってしまったかもしれませんね。

もちろん、オーブンレンジがピッタリはまるライフスタイルの人もたくさんいます。

デメリットを理解した上で、あなたがこれに当てはまるなら、購入しても「後悔する」可能性はグッと低くなります。

まず、「温め・解凍」だけでなく、日常的に「オーブン機能」を使う人です。

もしくは、これから使って料理をしていきたい人です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これが一番重要です。

グラタンやラザニアなどのオーブン料理、クッキーやケーキなどのお菓子作り、ローストチキンや焼き豚(チャーシュー)作りなど、オーブンでできる料理はたくさんあります。

「焼く」調理をしたいと思っているのであれば、オーブンレンジは強力な味方になります。

次に、キッチンスペースが限られていて、複数の調理家電を置きたくない人です。

単機能レンジとオーブントースター、さらにノンフライヤー…と買い足していくと、キッチンカウンターはあっという間に埋まってしまいます。

これらを1台に集約できる「省スペース性」は、オーブンレンジの大きなメリットです。

他にも、とにかく美味しい料理が食べたい、いろいろな料理にチャレンジしたい、自動調理をしてみたいなど、料理に関して興味がある人には、オーブンレンジは魔法の箱になります。

オーブンレンジはあなたの料理の幅を広げてくれる、素晴らしい投資になります。

単機能レンジやトースターとの比較

結局、自分にはどれが合っているのか?を判断するために、それぞれのメリット・デメリットを簡単に比較してみました。

機種主な機能価格帯メリットデメリット
オーブンレンジ温め・解凍・焼く・蒸す1台で多機能、省スペース温めムラ、トーストが苦手、高価、操作が複雑、故障リスク
単機能レンジ温め・解凍安価、操作がシンプル、温め性能が高い傾向オーブン調理(焼く)ができない
オーブントースター焼く(トースト)トーストが速く美味しい、安価、予熱不要温め(レンジ機能)ができない

このように、全てを完璧にこなせる万能な機種はありません。

自分の料理スタイルやキッチンスペースに合わせて、「どの機能を最優先し、どのデメリットを許容するか」を見極めることが大切ですね。

あなたにあったオーブンレンジを選ぶステップ

最後に、後悔するリスクを最小限に抑えるための「選び方のステップ」をまとめておきます。

STEP 1 :【最優先】設置場所を採寸する

機能カタログを見る前に、まずメジャーを持って設置場所の「幅・奥行き・高さ」を正確に測定しましょう。

その際、必ず「放熱スペース(上部10cmなど)」を加味した寸法を確認することが重要です 。

棚の耐荷重チェックも忘れずに 。

STEP 2 :最適な「庫内容量」を決める

設置可能なサイズがわかったら、次に庫内容量を決めます。

使用人数が目安になりますが、大きすぎても予熱に時間がかかるデメリットがあります 。

  • 1人 20L未満
  • 2人 20~25L
  • 3~4人 26~29L
  • 4人以上 30L~

STEP 3 :最重要項目「センサー」の種類を見極める

温め・解凍のムラを避けるため、センサーの種類は必ず確認してください。

「重量センサー」のみのモデルは、避けたほうが良いかもしれません 。

「赤外線センサー」搭載モデルは、食品の温度を直接測るためムラが少ない傾向にあります 。

理想は複数のセンサーを組み合わせた高精度なモデルですね。

STEP 4 :「清掃のしやすさ」を確認する

性能を維持し、長く衛生的に使うため、手入れのしやすさも重要です。

庫内が「フラットテーブル」であること や、汚れがつきにくい「コーティング」が施されているかもチェックポイントです。

    オーブンレンジのデメリットを知ることは、決してネガティブなことではありません。

    むしろ、自分のライフスタイルに本当に必要な機能を見極め、最適な一台を見つけるための第一歩だと思います。

    この記事が、あなたの後悔しない家電選びの参考になれば幸いです。

    まとめ:オーブンレンジのデメリット

    最後に、この記事のポイントをまとめます。

    • オーブンレンジは構造上、温めムラや解凍ムラが出やすい
    • 加熱ムラは安価な重量センサー搭載機で特に起こりやすい
    • トースト機能は時間がかかり(5〜10分以上)、専門機に劣る
    • 庫内が広すぎ熱が分散し、トーストが乾燥し硬くなりがち
    • スチーム機能は使用のたびに給水と拭き掃除の手間が発生する
    • スチームの手入れを怠ると水垢やカビが発生するリスクがある
    • 高価な多機能モデルも、温め以外使われない「宝の持ち腐れ」になりやすい
    • メーカーの部品保有期間(約8年)が実質的な寿命となる場合がある
    • 機能が多いほど部品も多く、単機能レンジより故障リスクが高い
    • 安全のため上面10cmなどの放熱スペース確保が必須である
    • 本体重量が10〜20kgあり、耐荷重のある安定した設置場所が必要
    • オーブン機能は電気代が高く、庫内が広いため予熱にも時間がかかる
    • タッチパネル式は濡れた手で反応が鈍いなど操作性の欠点がある
    • 温め・解凍しか使わない人には高価なオーブン機能は不要
    • トーストの味と速さを重視する人は専門トースターとの併用が賢明
    安全に関するお願い

    電子レンジを使用する際は、必ず取扱説明書をよく読み、記載された内容に従って安全にお使いください。指定外の材料や分量での使用は、故障や思わぬ事故の原因となる可能性があります。ご不明な点は、各メーカーのサポートセンターにお問い合わせください。(参照:国民生活センター

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